ちょっと休憩 ~ガラケー砦の黒吉ついに陥落!~

 ふう、やっと旧ブログの記事の移行が完了しました。ちょいちょいとコピーすればいいので楽勝、楽勝と油断していたら、結構たいへん。読み直すと、アラが目に付くし、データもアップデートしなくっちゃ…という訳で、意外と時間がかかってしまいました。その割にちっとも良くなった気がしないのは我ながら情けないのですが、今後ともよろしくお願いします。

 

 閑話休題、この歳でやっとスマホ・デビューしました。「どいつもこいつもスマホの奴隷になり下がりおってからに!Wi-Fiタブレットガラケーがあれば、用は足りるのじゃ!」などと常々ほざいていた黒吉ですが、ガラケー向けのサービスが次々に廃止され、スマホ向けのサービスが当たり前になるに及んで、ついに白旗をあげた格好です。

 長年お世話になった三太郎(au)に別れを告げ、格安SIМのふてにゃん(Y!Mobile)に移行しました。端末はASUSの Zenfone3 laser。家電量販店のセールとキャッシュバックのおかげで、端末代、МNP(電話番号移行)手数料、登録事務手数料など一切合切が1万円ちょっとですんでしまい、大助かり(その代わり、初期設定やデータの移行はすべて自分でする破目に)。

 一番安い料金プラン(月2,980円、初めの2年間は1,980円)なので、毎月のデータ量1GB(初めの2年間は2GB)以上で回線速度制限がかかりますが、黒吉の立ち回り先にはたいていソフトバンクのWi-Fiスポットがあるので、まったく問題なし。きわめて快適です。

 早速、初音ミクさんのPVを試してみると、1080p、60fpsの高画質動画が美しくスムーズに再生できます。3DCGを使うゲーム(デレステなど)をやらない限りはまず不足のない性能です。不満があるとすれば、ガラケーにくらべ、バッテリーの持ちがよくないこと、防水でないことくらいでしょうか。

 というわけで、必死でガラケーにしがみついていた黒吉は、あっという間に変節してしまったのでありました。ちゃんちゃん!


(注)

・格安SIМ…スマホガラケーには、契約者情報を書き込んだ特別のメモリ・カードが装着されています。それがSIМカードと呼ばれるもので、これがないとスマホガラケーは電話として使うことができません。

 キャリア(携帯電話会社)はSIMを端末(スマホガラケー本体)込みで販売し、端末代金を分割して毎月の通信料に上乗せ課金します。しかし、2年間で端末代金を回収し終えた後も、毎月の課金が安くなることはありません(怒)。

 それに対し、格安SIMの事業者(たいていはキャリアから回線を借りているMVNOと呼ばれる業者です)は、原則として契約者にSIMカードのみを販売し、通信料だけを毎月課金します。もともと端末代金が上乗せされていないうえ、実店舗を持たないなど販売コストをかけていないこともあって、キャリアの課金にくらべ割安にできるというわけです(ただし、端末は契約者自身が別に用意する必要があります)。

 

・Zenfone3 laser …いわゆるミッド・レンジ(中級)の端末ですが、実売3万円ほどで、価格対性能は抜群。これで黒吉のモバイル・パソコンもタブレットスマホもすべてASUSに。お前は回し者か?

 ・データの移行…電話帳の移行が結構面倒。ガラケーの電話帳をSDカードに移したはよいが、どのフォルダに格納されたのか大捜索。やっと見つけたファイルを GmailGoogleのフリーメールシステム)に移すのがまた一苦労。やれやれ!

 ・Wi-Fiスポット… Y!Mobile はMVNOでなくソフトバンクの別動隊なので、数の多さで優れる同社のWi-Fiスポットが利用できるのです。

 ・1080p、60fps… 解像度 1920x1080ドット(フル・ハイビジョン)の画像を1秒間に60回書き替えている動画。たいていのパソコンではスムーズに再生できないほど高画質。おかげで黒吉はモバイル・パソコンを、画像処理専用のプロセッサ(GPU)内蔵のものに買い替える破目に(泣)。

 ・デレステ…「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」の略称。バンダイナムコエンターテインメントからスマホタブレット用に配信されている音楽ゲームアプリ。高解像度で遊ぶには、非常にハイ・スペックの端末が必要。