読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

よみがえれ!ワンダーウーマン …2016年4月11日

 並み居るDCコミックスのヒーロー中で、スーパーマンバットマンとともにビッグ3の一人と目されているワンダーウーマンですが、本家アメ・コミ以外では何故か影が薄い。1970年代に初めてTVシリーズになったときは、元ミス・ワールド米国代表のリンダ・カーターが主演したこともあって、それなりに人気があったのですが、以後実写映像化はされていません。

 2011年になってやっと新たなTVシリーズが立ち上がることになったのですが、結局パイロット版ができただけで、しかもお蔵入りに。どういう事情があったのかわかりませんが、スティールを見るとコスチュームの露出度が低い!下半身はお決まりのショートパンツでなく、スパッツみたいなもので脚が全部隠れています。これが敗因?

 つくづく不運なWWですが、ここへきて突然復活しました。公開中の映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」です。演じるガル・ガドットの不敵な面構えもよいのですが、何より登場シーンがかっこいい。窮地に陥ったバットマン。そこへラスボスの破壊光線が炸裂!爆煙が薄れると、そこに光線をブロックして立ちはだかるWWの雄姿が!いやあ拍手、拍手!

 今回の映画については言いたいことがいっぱいあるのですが、これだけでかなりのところ許せてしまいました。周囲の迷惑もなんのその、街をばりばり破壊しながらの戦闘シーンも迫力満点。来年にはソロの映画もできるそうですが、この分ならと黒吉は期待しています。


(注)
・本家アメ・コミでWWは1941年に初お目見え。DCでも古参の部類です。出自は変わっていて、オリンポス十二神がいまだに幅を利かせている南の島。粘土像に神様が命を吹き込んで生まれたという、まるで聖書のアダムのよう。不時着した米国の女性パイロット(島の住人を守って戦死)に敬意を表して、星条旗をデザインしたコスチュームをまとい、色々あってアメリカへ移住。

 能力はスーパーマンなみの筋力と武芸百般。飛行能力はあったりなかったり(シリーズによって違う)。透明な飛行機(ステルスじゃなくて、透明素材でできてる)で移動するのが古いパターン。武器は主に特製の投げ縄!ときどきソードや槍もつかうみたい。

・最初のTVシリーズ(1975~79)は3シーズン57話。第1シーズンは戦前の話で、第2シーズン以降は現代もの。役者はいいんだけど、コスチュームがビミョー。ショートパンツがちょうちんブルマーみたいな感じで、リンダさんのお腹がぽっこりして見えるという、これは痛恨事ですね。

・「以後実写映像化はされていません」…アニメでは「ジャスティス・リーグ」(2001~06)などに登場しています。

・新TVシリーズ(パイロット版1話のみ)はワーナー制作。主演はエイドリアンヌ・パリッキ 。

・余計なことですが「バットマンVSスーパーマン」版のWWはコスチュームの柄が星条旗になってません。

(追記)映画「ワンダーウーマン」Wonder Woman は米では本年6月、わが国では8月25日公開予定。なんで100年も前の話にするかなあ…


 わが国で出版された唯一のWW本がこれ。徳間書店1981年5月刊

f:id:ichigoyama7:20170311142800j:plain